美大受験科



ディーキューブアートスタジオ美大受験科


講師の髙瀬先生による

鉛筆デッサンのデモンストレーションが行われました。





モチーフはつやつやのりんごと左手です。


髙瀬先生は「妥協しないで形をちゃんと取ることが大事」

と話していました。





「ハイライトは大きめにとって、描きながら整形していく。」

「実際に見えているハイライトより強いけれど、

徐々に似せていく。」

と説明しながら実演してくれます。


講師が実際に描いて見せながら

解説をしてくれる貴重な機会ですね。




生徒のクロッキー帳にはメモがたくさん書かれていました。




また、描きながら生徒の質問にも答えてくれます。


Q, Hの鉛筆を使うときはどんなときですか。


「Hの濃さが欲しいとき。」

「タッチと色の濃さを考えた時に、同じくらいのグレーに見えても

あまりザクザクしないタッチで描き上がった方が

良いときもあるので、場合によります。」


「あと、細い方が描き込めるということもあって、

最後の方に使いますね。」






生徒たちに見ていて感じたことを聞いてみました。


「稜線やタッチ、その場その場の影の色を一発で決めてた。」

「画用紙は描きすぎるとヌルヌルになっちゃうけど、

一発で塗るからカラッと仕上がってかっこいい。」


と感嘆の声をあげていました。







このように講師の実際の描き進め方を

間近で観察できる機会はあまりありません。


しっかり目に焼き付けて

真似できる部分は吸収していきましょう。


指導助手 角田嘉軟(福岡教育大学 中等教育3年)

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