美大受験科の4月 その2



ディーキューブアートスタジオ

美大受験科


引き続き

各々の課題に打ち込んでいます。


 

チャコールペンシルを使った

「ヤカンのデッサン」の

完成作品です。


チャコールペンシルを使った

「スプーンに映り込む自分を含む

風景のデッサン」の

完成作品です。


この課題は

スプーンに映り込んだ

空間や立体の変化が

面白いですね。




こちらは

基礎デッサンの

「布」の課題です。


面の方向による明度の違いを

観察することや

布の特徴を見つけ出し

材質感を表現することが

目的になります。



鉛筆の使い方にも慣れてきて

これまで学んだことを

活かしながら

描き進められていますね。




こちらは

石膏デッサンに

取り組む様子です。


大庭先生が指導をしています。


生徒は

鉛筆か木炭を選んで描きます。




Aさんが描いているのは

「アテナイ」です。


木炭を使うのは初めてだそうです。


「鉛筆より難しく感じる。

力加減がまだわからない。」


「先生に形の狂いを指摘されて

改めて見直すと

自分でも気づくことができた。」

と話してくれました。


石膏も木炭も

徐々に慣れていきましょう。



こちらも同じくアテナイ。

Bさんは石膏をすでに

10枚近く描いているそうです。


「『石膏像をひとつの立体として

組み立てて描きなさい。』と

言われたことが

理解できるようになってきた。」

と自身の成長を

実感しているそうです。



こちらは「アポロ」です。


Cさんは

木炭をあまりやったことがないため

慣れている鉛筆を選んだそうです。


「これを描けたら

上達するんだろうなという

期待もあって

描くのが楽しい。」

と高いモチベーションを

示してくれました。


私(角田)は楽しく打ち込める人ほど

劇的に上達すると考えています。




同じくアポロ。


「最初は質圧が濃くて

真っ黒になっていたけれど、

最近は

調節できるようになってきた。」



多摩美術大学を目指す

というDさん。


この石膏デッサンで、

受験課題の

「手のデッサン」に

つながる練習ができていると

感じるそうです。




今年度も始まったばかりですが、

受験期にみなさんが

どれだけ成長しているのか

とても楽しみです。



指導助手

角田嘉軟

(福岡教育大学 中等教育3年)

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