11月志望別課題続き


 

ディーキューブアートスタジオ美大受験科

引き続き志望別課題を進めています。


こちらは

「1つのイスを異なる4方向から見た図」を

一枚の紙の中に描く課題。

構成イメージデッサンをするための練習課題となります。


この課題のポイントは

イスをよく観察し、パース(遠近感)を強めて描くことです。




教室には4種類のイスが設置されています。



「4つの足をつないでできる四角形が

正方形に見えるように気をつけている。」


「パースを頭の中で考えて描くのが難しい。」

と話すAさん。


しっかり観察してから描くことで、

パースをデッサン上で用いるための実践的な理解が深まります。




こちらは木炭による石膏デッサンの課題。

講師の髙瀬先生が指導を行っている様子です。



髙瀬先生:「喉元などの奥にある部分は初めから擦っておいて、

     空間を意識して描きましょう。」


講師が実演して描き込む様子を見て

しっかりと描き方を学べます。






講師の濱崎先生もみんなの作品をならべて指導しています。

友達のデッサンを見て指導を聞くことで、新たな気づきも得られます。




こちらは水彩画の課題。


「色を合わせるのが難しい。。。」

と悩むBさん。


水彩画は塗り直しができないため

慎重に、かつ勇気を持って描き進めます。



こちらは浪人生の石膏デッサンの様子。

こちらの石膏はアリアス。



「いつも細かいところから描き進めてしまいがちなため、

全体感を意識して進めている。」


「静物卓上デッサンと比べて

人の顔は形が狂うと分かってしまう。」


「比率を測るだけじゃなく、その後似せにいかないといけない。」


と話すCさん。



こちらの石膏はアポロ。



「石膏はこれまでに10枚くらい描いているけど、この石膏は初めて。」


「今回は顔が似てないって言われたので顔を似せたい。。。」

と話すDさん。



こちらはヘルメス。



「今の自分の課題点は、空間について考えて描くこと。」


「そのまま描くのではなく、手前・奥の調節。」


と話すEさん。



石膏デッサンは形を合わせるのが難しいと

みんな口を揃えて話していました。


浪人生でも自分にとっての課題はまだまだあるようです。




だんだんと寒くなってきましたが、風邪に気をつけて頑張っていきましょう。



指導助手 角田嘉軟(福岡教育大学 中等教育3年)











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